「自分の軸」を育てるリーダーシップ

「自分の世界」

自分のしたいことをする、なりたい自分になる・・・
自分アジェンダ®では、これだけでは不十分だととらえています。

「したい」、「なりたい」は、自分が出発点。自分という「点」から発しているので、自分だけよければいいという勝手な行動にもつながります。どれだけ、「したい、なりたい」を突き詰めても、個人だけで終始するのであれば、本当の充実感、達成感、幸福感は得られないと考えています。

自分アジェンダ®では、「自分」を360度の存在としてとらえ、「自分の世界」全体を「自分」としています。

「自分の世界」は、夫、妻、子供、親、兄弟姉妹、親族、先祖、子孫、友達、仲間、先輩後輩、組織、コミュニティ、地域、世界、動物、植物、自然、環境、その先の宇宙まで、自分がかかわるものすべてでできています。すでに気づいているものもあれば、まだ気づいていないもの、視えるものもあれば、視えないものもあります。感じることができるものもあれば、感じることができないものもあります。

今の自分の周りを見渡すと、たくさんの「自分の世界」があります。気づこうとすれば気づくことができるもの、視ようとすれば視ることができるもの、感じようとすれば感じることができるもの、信じようとすれば信じることができるもの、気づき、視、感じ、信じれば、そうすればするほど、それらは「自分の世界」で存在感を持ち、大事に感じるものです。

大事に感じる「自分の世界」、その世界で役割を果たすことが、生きている充実感、達成感、幸福感をもたらすと考えています。

"I am here、わたしはここにいる" 


「自分の軸」を知る

「自分の役割」を果たすことは、「自分の世界」で役に立つ行動をとることですが、他人や世の中の言いなりになることではありません。「自分の世界」にとって、なにが本当に求められているかを見極める必要があります。憎まれても、ひとりきりになっても、果たさなければならないこともあるかもしれません。

「自分の役割」を果たすには、自分に求められていることは何かを知る(What)、どのように果たすか(How)、つまり知ることと行動することが必要です。

何が求められているかを知り、どのように行動するかは、「自分の軸」を知ることで得られます。求められていることは、自分が成長するにつれ、また環境がかわるにつれ変化します。どのように行動するかは、自分の能力が高まるにつれ変化します。「自分の軸」がなければ、WhatもHowもぶれてしまいます。

「自分アジェンダ®」では、「自分の軸」は、人生で構築してきた「自分なりに自信を感じている考えややり方」ととらえています。どんなに小さくても、どんなに少なくても、「自分なりに納得がいき、安心できる」ものであれば、それが「自分の軸」です。

最近、難しい世の中になってきています。

難しい世の中で、自分の家族を守り、地域を守り、ふつうの幸せを守るには、他人や世の中に流されず、他人のせいにせず、見てみぬふりをせず、都合の悪い問題でも責任を持って向き合う「自分」が必要です。そういったぶれない自分は、「自分の軸」をすこしずつ強化することで養われると考えています。


「自分の軸」を育てるリーダーシップ

「自分アジェンダ®を引き出すコーチング」のプロセスに、Ahaと閃く瞬間があります。

気づいていない状態から、なにかが足りないと感じ試行錯誤を通じて、なにかの拍子に「あっ」と気づくときです。身体が気づいたり、頭が気づいたり、それまでうまく動かなかった身体がスムースに動くようになったり、暗闇のなかで混乱していたことにサッと光がさして見えてきたり、一瞬にして変わる瞬間です。

この瞬間が増えると、気づきが増え、できることが増え、納得感、安心感が高まり、自信が高まります。これが「自分の軸」を育てるプロセスになり、このプロセスが、「自分の軸を育てるリーダーシップ」になると考えています。



リーダーシップとコーチングにはいろいろな定義があると思いますが、本ブログでは、「入門から応用へ 行動科学の展開」の定義に基づいて進めます。

おおまかに区別しますと、リーダーシップは、目の前の目に視える行動に働きかけるプロセス、コーチングは将来に向けて目に視えない気持ちにも働きかけるプロセスとし、どちらも他人からの働きかけも自分による働きかけもあるととらえます(セルフ・リーダーシップやセルフ・コーチング)。

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