家族的リーダーシップ・・・

原点に戻る、初心に帰る、よく聞くフレーズですが、わたしは奥深いと思っています。

アカデミー賞受賞でよく聞く言葉、「家族に感謝」
大統領からも聞く言葉、「家族に感謝」
成功した大物たちもよく言います、「家族に感謝」

リーダーとしての影響範囲が広ければひろいほど、家族は「ちっぽけ」な存在だと思われがちですが、こういった言葉を聞くと「家族」の存在は大きいものだと思います。

特に苦労や失敗が多いほど、いろいろな経験が多いほど、無条件に守ってくれる「家族」の存在は大きいものなのかもしれません。といっても、「家族=無条件に守る」ではないと思いますので、ここでは象徴的に表現しています。

どういった関係の人々が無条件に守ってくれるのかは、個々の状況でそれぞれだと思いますが、無条件に守ってくれる人がいるかいないかは、当人の安心感や自信に大きな影響を及ぼすと思います。

とても大事な人が大病を患った時、その人が「自分の役に立つかどうか」はどうでもよくて、ただ「生きていてくれればいい」と思ったことはないでしょうか?そんなとき、自分とその人との間には「無条件に守りたい関係」が成り立っているような気がします。自分がどうにかなってしまっているとき、誰かがもし「生きていてくれさえいればいい」と思ってくれたら、もしそんな人がいたら、それはすごいことじゃないかと思います。

象徴的に表現されている「家族」とは、そういう存在ではないでしょうか?
大病を患っていても、障害があっても、なにか問題があっても、無条件に大事に思ってくれる人たち、自分がいなくなると悲しく思ってくれる人たち、そういった存在。

そういう「家族」をひとりでも持っているとしたら、それはとても大事なことだと思います。そういう「家族」がひとりもいないとしたら、とても淋しいことだと思います。


「役割分担」、マネジメントでよく聞く言葉です。組織やチームのマネジメントでは、役割分担は必ず出てくる考え方です。
役割分担と聞くと、誰もがイメージする働きは、「メンバーひとりひとりがなにかの役割を担う」ことだと思います。つまり、「役割を担わないメンバーはいない」。

では、「役割」とは? 通常、おそらく「目に見える具体的な働き」、「効果をもたらす働き」だと思います。よく耳にするのは、「組織やチームの成果にとって貢献する働き」、「効果測定をして証明される働き」、「目標達成に貢献する働き」、などなど、それぞれの組織やチームにとっていろいろな表現や測定方法があると思います。

いずれにしても、このように効果(成果)を分解・分析していくと役割が出てくるという発想だと思います。

組織やチームが「目に見える具体的な成果」や「短期的な成果」だけを成果ととらえていたら、もちろん役割も「目に見える具体的な役割」や「短期的な役割」に関心がいきやすくなります。そうすると、「目に見えないあいまいな役割」や「長期的な役割」を見過ごしてしまうこともあるかもしれません。こういった役割は役割だと認識されず、こういった役割を担うメンバーは、「役割を担っていない」と測定されてしまうかもしれません。

家族的経営という言葉がありますが、この言葉を聞いて思い出すのが、子供の頃、父の勤める会社で社員や社員の家族が集まった運動会の様子です。家族経営の会社ではありませんでしたが、当時の日本企業文化ではめずらしくないことだったと思います。これがいいかどうかはわかりませんが、家族が「無条件で守ってくれる安心感や自信」を与えてくれるように、日本企業文化にもそういった安心感、自信を生み出す仕組みがあったのかもしれません。

能力を発揮するには、自信や意欲はかかせません。安心感がなければ自信や意欲はでてきません。安心感を生み出す仕組みが必要です。

わたしは、「無条件に守られているという感覚」は安心感を生み出す仕組みのヒントになると感じています。目にみえない役割を感じあえるような人間関係には安心感があると思います。目にみえない役割を感じあうチームは、安心感という土台の上で能力や自信・意欲を発揮できるのではないかと思います。

目にみえない役割を感じるには、頭や理性だけではできません。おそらく、まずは素直に感じること、つまり、自分の人間としての原点に戻ること、初心に帰ること、ではないかと思います。何十年も生きてきて、学校も行って、社会人として立派にやってきてという経験は、ひとまず「脱いで」、シャワーを浴びるように、マイナスイオンを受けながら、「どんな状態が気持ちよくて安心するかなぁ、どんな環境や人間関係が気持ちよくて安心するかなぁ」と、自分の奥底で感じてみるのもひとつの方法ではないでしょうか。

現代、いろいろ思うことがあります。
「もし、なにか足りないと感じているなら」・・・・自分が幸せに感じるように行動しよう!と。

足りないものが何もないなら問題ないです。
でも、もし「なにか足りないと感じている」なら、「行動」しましょう!」と思います。
何が大事かを、自分なりに感じるために、「原点に戻りましょう、初心に帰りましょう」と思います。
直感的に、感じたままに行動しましょう、と思います。

「ファミリービジネス」で検索してみてください。いろいろ出てきます。
きっとファミリービジネスには、一般のビジネスにはない重要な「持続可能な」なにかがあると感じられるのではないでしょうか?

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自分アジェンダ®の「自分の意識」より




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