2015/04/21

30代のあなたに贈る12のリーダーシップ・ストーリー講座

人生のいろいろな局面をむかえる30代、30代だった人、これから30代になる人、30代を助けている人、30代とともに働いている人、あらゆる年代の方、大歓迎です!

「だれもがリーダー」、だれもが自分なりのリーダーシップをとっています!.
いろいろなリーダーシップ・ストーリーを見ながら、「自分ならどうするか」、一緒に考えてみませんか?

進化する教科書プロジェクト」で作った教科書を使います!



こんなことを教えます

1. ねらい
対人関係で悩んでいる、仕事のことで困っている、あるいは、親子関係や学校で、ママ友の間で悩んでいること、困っていることがあったら、「リーダーシップ」という切り口で対策を考えてみませんか?

2. 内容
実際にあったいろいろなリーダーシップ・ストーリーを題材に、行動科学のいろいろなリーダーシップ理論で、問題を整理します。
整理すると、気付かなかった目の前の道筋に光が当てられるかもしれません。道筋が見えたら、行動の第一歩を踏めます。

3. 学習形式
グループ討議形式
参加人数:20名程度まで
講師:リーダーシップ研究大学「進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!」チームメンバー(リーダーシップ研究大学教員や状況対応リーダーシップ®認定トレーナーなど)
※ テキスト配布
※ 筆記用具持参

4. カリキュラム
午後セッション(土曜日) 13:00~15:00(2時間)

1.リーダーシップ・ストーリーについて感じたこと
2.自分がその立場にいたら・・・
3.使えるリーダーシップの考え方
4.リーダーシップを使ったら、どう行動するか?
5.まとめと質疑応答、アンケート

5. 講師
渡部誠(リーダーシップ・コンサルタント)
中山雅一(リーダーシップ・プラットフォーム代表)
小川優(Empower All for Peace 代表)

2015/04/08

異郷訪問譚と状況対応リーダーシップ®

「これはあくまでも推論であるが、裏返しモデルは異郷訪問譚に限定的に見いだされる構造なのではなく、むしろ、成長物語に適用される構造の一種なのかもしれない。

異郷訪問譚を研究されている大喜多さんより、状況対応リーダーシップ®との関連についてご連絡がありました。

大喜多さんの問題意識を読ませていただき、ふと思いました。

現在、取り組んでいる「進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!」では、いくつものリーダーシップ・ストーリーを集めているのですが、そういえば主人公たちは困ったり悩んだり楽しんだりして、最終的にはなにかに気づいて成長しています。

成長したからこそ、ストーリー提供者たちはそのストーリーを選んだのだと思いますが
異郷訪問ではないですが、新しい経験という意味では異なる場かなと。


異郷訪問譚と状況対応リーダーシップ理論の構造的共通点 ~成長物語の観点から~
大喜多紀明氏

抜粋

「あらためて異郷訪問譚と状況対応リーダーシップ理論の共通点を考えてみると、双方とも主人公の成長に関連するという点が挙げられる。上述したように、異郷訪問譚は成長物語と見做せるし、リーダーシップ理論は人材育成のための理論であり、換言すればフォロワーを成長させるための理論でもある。つまり、フォロワーが辿るライフサイクルも成長物語の一種と見做すことができる。

異郷訪問譚の主人公と、状況対応リーダーシップ理論でのフォロワーとが辿る「物語」は、主人公(フォロワー)に主体的に関与して成長を促す存在(リーダー)の有無という差異はあるかもしれないが、成長物語であるという点で一致している。」