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「内包的な自分」と「存在層アジェンダ(自分アジェンダ®)」、しばらくはこれを突き詰めていきたい

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自分、自分、自分の得が第一、だれかが不幸でも見て見ぬふり・・・

そうではない「内包的な自分」、自分が大事に思っている人たち、周囲、自分のまわりにある存在、それらを内包する自分、そういう自分から出発する自分の世界。

「内包的な自分」と「存在層アジェンダ」への提言 リーダーシップの視点から リーダーシップ研究大学 網あづさ

<抜粋>

問題意識
現代社会を見てみると、貧困、格差、自殺、詐欺、偽装、ブラック企業、金融危機、テロなど、人生に暗い感情をもたらす現象が毎日のように起こっている。そして経済を第一に追求した結果といわれる温暖化や異常気象、「なにかがおかしい」とだれもが感じている。「なにかがおかしい」世の中は、だれかが何かしなくてはならない。変化を起こすにはリーダーシップが必要である。
リーダーシップ研究の多くは組織経営を扱う経営学のなかで発展してきた。リーダーシップは組織成果という現実の問題に直結しているので、自己(自組織)の利益を求める経済的人間観が中心になってきた(山本, 2001b)。経済的人間観に基づくリーダーシップは、成功か失敗か、成果か損失か、強者か弱者か、Win-Win かWin-Lose か、などの二者択一の枠組みでとらえられることになる。過去数十年発展してきたこのようなリーダーシップの枠組みでは、だれもがおかしいと感じている現状を変えられないでいる。
現代に生きていて疑問に感じることはいろいろあるが、すぐに思いつくのは次のようなことである。 
 「自分さえよければいい」
振込詐欺は、これだけ騒がれているのになぜ毎年過去最悪といわれるように、増え続
けているのか? 食品偽装も騒がれ、最近ではブラック企業もよく聞く。「自分さえ得すれ
ばいい」、「自分さえよければいい」が横行している。 
 「居場所がない」
不登校、ひきこもり、家庭内暴力、職場うつなどとあわせて、「自分の居場所がない」と
いう表現を聞くことが多い。物理的に居場所がないのではなく、自分はその場に受け入
れられているという心理的な居場所を感じられないという意味である。うつや自殺が多い
といわれて久しい。生きている場所に居場所を感じられないと、確かに生きていることに
意味を感じないかもしれない。  
 「病気も疲労もできない」
生きていくにはなにをするにもコストがかかる。疲れてしまっ…