自分アジェンダ®のレディネス層


自分アジェンダ®レベル

自分で自分を不幸にしない」で説明したように、競争レベルよりも自由レベルが、自由レベルよりも調和レベルの方が「満たされる」と考えています。

競争レベルでは、「個としての自分」が出発点であり、自分以外は競争の対象、資源を奪い合う競争は孤独やストレスを生むことになると感じます。

自由レベルは、資源の奪い合いがない気持ちや価値観にかかわることなので、競争から自由になれます。しかし、他者との関係性のなかで満たされるものなので、気持ちや価値観が異なると疎外感というストレスが生じます。

「個としての自分」も「他者との関係性にある自分」も、見たり感じたり感知できる世界を前提にしています。そういう「自分」は科学することもコントロールすることも可能だという前提にあると思います。

しかし、調和レベルは、感知できない世界を前提にします。感知できない世界を仮に「宇宙エネルギー」と呼んでいます。自分を超える、感知できない自分もいるというとらえ方です。人間には感知できない、人間を超えるエネルギーがある、人間のコントロールや科学が及ばない宇宙エネルギーがあるというとらえ方です。

感知できない宇宙エネルギーのなかで、自分が感知できるレベルの思い込みのエネルギーを押し出そうとすると無理を感じることもあると思います。宇宙エネルギーが求めるままに精一杯行動する、生きる、あるいはたゆたう、そうすることがもっともストレスがないことであり、宇宙エネルギーに貢献することだと思います。

Copyright©2012 Azusa Ami, Ph.D. University of Leadership Studies


しかし、宇宙エネルギーを見たり感じたりできない場合、どうしたらいいのか。

見たり感じたりできなくても、人間はその場にいます。その場にいて、エネルギーを受けています。瞑想とか、ヒラメキとか、A, haとか、しっくりいくとか、プレゼンシングとか、よく聞きます。これが、宇宙エネルギーが求めることを表していると思います。

自分の内なる世界を、深く深く探るとどこかでしっくりくるものがあると思います。あるいは、意識しなくても、好きでなくても、やりたくなくても、やらなければならないと感じること、使命感を強く感じることもあると思います。頭で考えたり、価値があるからとか気持ちいいからというのではなく、無謀、無理、無駄、と理性で思っても、他人から言われても、なぜかやらなけれならないこと、やればやるほど落ち着くこと、そんなことが宇宙エネルギーの一部である自分のやるべきこととして、かなっていることではないかと思います。


自分アジェンダ®のレディネス層

もし、不足感や不満感を感じているのなら、もしため息が出るようなら、もしストレスを感じているなら、自分アジェンダ®という視点で自分を見なおしてみてもいいかもしれません。自分がとらえている世界は、競争レベルなのか、自由レベルなのか、調和レベルなのか。

そのときそのときの自分にあわせて、しっくりいく自分アジェンダ®を考えることは、そのときの不足感や不満感がどこから来ているのか、出口はないのか、などを考えさせてくれます。自分アジェンダ®レベルが高まれば、行動をおこさずにはいられなくなります。行動を起こせば、明らかにコトはすこしずつであっても改善しますし、行動することによってストレスは和らぎます。

「自分で自分を不幸にしない」人々が増えれば、お互いにプラスのエネルギーを出しあうことになり、社会にプラスのエネルギーが増えると思います。

レディネスの考え方を取り入れることで、リーダーシップやコーチングによって自分アジェンダ®を高めることができます。もちろん、セルフ・リーダーシップでもセルフ・コーチングでも自分アジェンダを高めることができます。



Copyright©2012 Azusa Ami, Ph.D. University of Leadership Studies


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