2013/04/23

たかが認定証、されど認定証・・・?


自分の認定証


認定証、これは修了証とは違い、なにかの講座や研修を受講した後に修了を証明するだけではなく、「資格を得た人だけがやってもいいなにか」をやれるという資格証明書(ライセンス)です。

新しい扉をあけてくれるような、今まで足を踏み入れることができなかった領域に参加できるような、一段上に登れたような気持ちにもなります。修了証は、最後までやったんだからもらってあたりまえ、でも認定証は、もらうためにもうちょっとがんばったという気もします。


大学を卒業すると学位記をもらえます。これは最後までやったんだからもらってあたりまえの修了証ですが、この学位記があることで、新しい世界にいかれるとしたら、ひとつの資格を証明する認定証になります。

就職や昇進や、国家資格取得に学位が必要だとしたら、立派な認定証です。新しい世界に挑戦することができます。でも、この認定証は自分だけのものです。他の人を認定してあげることはできません。





他の人を「認定する」ための認定証

他の人を「認定する」ためには、「認定を認定する」資格が必要です。自分の受講生や学生たちに、自分の力で認定証を授与するのです。そうすれば、自分の世界が広がるだけではなく、自分の受講生や学生たちの世界を広げることができます。

ライセンスを認定している機関や大学や専門学校などは、このように、他の人たちの世界が広がる機会を提供していると思います。


リーダーシップ研究大学・CLS Japan本部の認定証

リーダーシップ研究大学・CLS Japan本部は、2つのライセンス認定を受けました。

リーダーシップ研究大学は、米国カリフォルニア州の高等教育認定機関(Bureau for Private Postsecondary Education)より、リーダーシップ研究の学位認定大学院としての認定を受けました。

CLS Japan本部は、米国リーダーシップ研究センター(Center for Leadership Studies)より、状況対応リーダーシップ®(S.L.理論®、Situational Leadership®)の独占認定権を受けています。 


次の段階は・・・他の人の世界も広がる機会を創ることです。

博士号というと、最近は修士号はそうでもありませんが、「ふつうの人」には無関係のものと思われがちです。

でも、リーダーシップ研究大学は、「ふつうの人」をテーマにしています。「ふつうの人」がふつうに努力して取得できる学位でなければ存在価値がないと考えています。大学院認定上の制約があるため、現段階では、まだ短大卒、専門学校卒の方であれば、大学院入学資格がありますが、今後はそうではない方々にも機会ができるように模索していきたいと思っています。

リーダーシップ研究大学は、エリート教育を目的とはしていません。ふつうの人が、ふつうに努力して、習得した能力や取得した学位を活かして、なんらかの「動きを創りだす」活動を始められることを願っています。

わたしたちは、「なんらかの動きを創りだす」、こういう活動をリーダーシップととらえていまので、経営や政治や宗教の領域の限られた大物や権威者やカリスマだけにあるものだと考えていません。「ふつうのわたしたち」のなかに、「動きたい、役に立ちたい、仲間と一緒にやりたい」といった、「前に進む行動力」があります。これが、リーダーシップ研究大学がとらえているリーダーシップの姿です。

「専攻が○○だから、△△だからリーダーシップ研究大学に入学できないのでは?」というご質問をよく受けますが、ご自身の好きで得意な分野で、なにか前に進みたい気持ちがあるなら、リーダーシップ研究領域です、とお答えしています。

単に博士号や修士号を取得するだけではなく、その博士号や修士号を活かせなくては意味がありません。待っているだけでは、高学歴ワーキングプア現象は改善しません。

競争力とかパワーという視点で、自分がうまくできること、役立つことという視点で、自分のスキルを整理する機会も必要です。(→「ビジネススキルとしての博士号」)

状況対応リーダーシップ®についても、このモデルは非常にわかりやすく、だれでもすぐに使えるものなので、どんな人でも指導者になることができます(→S.L.ライセンス

でも、単に指導者になるだけではなく、S.L.ライセンスを認定する資格があれば、さらに世界は広がります(→S.L.所属トレーナー)。


学位取得・・・その後は?

博士号や修士号を取得したら、まずは「その領域を専門的によく勉強した」ことは証明できます。もともと、その領域の専門家なら、「理論的にも勉強し、自分なりの理論体系を創りあげた」とも言えます。

履修中は、数多くのレポートを書かなければならないので、数多くの「結実物」が生まれます。これを本校では、研究ノート、事例ノート、学習ノートなどで電子出版していきます(アマゾン、グーグル、DLマーケットなど)。このように電子化された「結実物」は、インターネット上の思わぬ所で検索されたりします。日本で世界で。

さらに、ご自分の受講生や学生に博士や修士の学位認定をしたいと思えば、教員認定を受ければできます。資格は本校の修了証と教員規約に署名していただくことです。その受講生や学生も、また教員として学位認定できるようになります。


リーダーシップは「影響を与えること」と状況対応リーダーシップ®では定義されますが、このようにひとりの人が行動し、いろいろな人に影響を与えることによってさまざまな人たちが新しい行動をとっていきます。影響をうけるすべての人たちにとって、新たな世界が広がります。

リーダーシップ研究大学・CLS Japan本部は、自分たちにできることで役立てることと考えたときに、まずはもっているライセンスを、他の人たちにとって新しい世界が広がるように活かすことだと考えました。

2013/04/19

「グローバルでビジネスができる人材の育成」となれば、確かに「ただの語学研修」や「一部の幹部のためのMBA留学」や「現地法人での実習」ではもの足りない



頭で考えるだけではなく、何か「体当たり」できるようなチャレンジ、それが本当の強さを作るような気がします。

先のめどがついていたり、行く先までのレールがわかっているような、将来が約束されているようなチャレンジではなく、まずは「がむしゃらにやりたい気持ち」と「失敗しても諦めない覚悟」があるようなチャレンジ、それも何度も、そんなチャレンジが、これから一生生きていくための強さを作るような気がします。

そういうチャレンジは国内でも海外でも、いくらでもチャンスがあると思います。

でも、もし「グローバルでビジネスができる人材の育成」となれば、確かに「ただの語学研修」や「一部の幹部のためのMBA留学」や「現地法人での実習」では、もの足りないと思います。

開国ジャパン・プロジェクト」という活動があります。新しい動きが創りだされているのではないか、と感じます。

新興国でのビジネス経験が、あなたのグローバル力を引き出す。

グローバルでビジネスが出来る人材になるには、従来の「ただの語学研修」や、一部の幹部のための「MBA留学」、あるいは自社の現地法人での実習では難しいのが現状です。
ミッションチャレンジ」は、普通の海外インターンシップではなく、本物のビジネス経験が積めるグローバル人材育成プログラムです。

いまのうちにアジアの新興国で研修を積むことは、欧米各国で留学や海外インターンシップを経験するよりも、遥かに価値があると考えます。いままでの方法では体験できない、過酷とも言える、しかし本物の経験を積むことが出来ます。
グローバル人材を育成する新しい方法



開国ジャパンとは

かつては浦賀の港にやってきた巨大な黒船の脅威にさらされながら、外国人により無理やり鎖国を解かれ、世界への門を開かされた我が国、日本。
そして、第二次世界大戦での敗戦後、アメリカの主導による経済成長期に訪れた第二の開国を経て、現在、私たちは第三の開国の機を迎えています。
今までの受動的な、そしてネガティブな開国だったのとは対照的に、「平成の開国」では、自らの意思により、より前向きにグローバル化に向けて歩みだせるチャンスが来ています。
この開国ジャパンプロジェクトは、日本のポジティブな開国に向けて、 世界で活躍する日本人や、日本および日本人のグローバル化に向けて活動している個人、法人、団体などが一丸となり、束になることで、より強力に、 スピーディに日本の開国化・グローバル化を促進していこうというプロジェクトです。

チーム開国ジャパン・サイトより

リーダーシップ研究大学
「リーダーシップ研究大学」なかなかみなさんが聞きなれない大学ではないでしょうか。リーダーシップ研究大学は米国カリフォルニア州認定の日本発社会人向けインターネット大学院として、ふつうの人たちがふつうに生活や仕事や趣味の場で、いかに楽しくやりがいをもって行動できるかという<ふつうの人のリーダーシップ>の教育をめざしている大学院とのことです。日常でもよく使うリーダーシップという言葉。改めて考えてみてはいかがでしょうか。