これは、作ったら終わりではないという意味です。
いったん作っても、世の中は変わるし、その後加筆修正したいことが出てきますので、edition(版)を重ねていきたいという意思です。
40年ものロングセラーである「入門から応用へ 行動科学の展開」(生産性出版、2001年)、これくらい息の長い「リーダーシップ」の教科書を創りたいと思っています。
「入門から応用へ 行動科学の展開」は、日本ではまだ数回しか改訂されていませんが、原書は第10版です。基本の内容は変わりませんが、環境の変化にあわせて読者がどのように行動科学や状況対応リーダーシップ®を活用できるかを解説しています。
キーワード2「教科書」
なぜ「教科書」か、なぜ書籍ではないのか?
リーダーシップ研究大学で創りたい「リーダーシップ」は、20世紀型の成功する経営者、マスコミが騒ぐビッグネームなどなど、ピラミッドの頂点に位置する一部のリーダーではなく、わたしたち自身、わたしたちのすぐそばにいる、あなた、わたしというふつうの人のリーダーシップです。
そんなリーダーシップを説明する教科書は、まだありません。
そういう教科書を創りたいと思っています。
進化する教科書<リーダーシップ」を創ろう!プロジェクト
http://www.e-uls.org/ela/403
キーワード3「リーダーシップ」
リーダーシップは、使い古された言葉、誰もがその人なりの定義をもっている言葉。
実社会で”成功、不成功”というレッテルを貼られて、多くの人が「リーダーシップはこういうものなんだ」を思い込まされている姿。
案外、「リーダーシップ」ではなく、他の言葉でこの事象を説明したいと思っている人たちが多いかもしれません。
リーダーシップ研究大学(University of Leadership Studies)に関わってくださる方々のなかにも、異なる表現で、リーダーシップ現象を説明しようとしている方々はたくさんいらっしゃいます。わたしもその一人です。
進化する教科書<リーダーシップ」を創ろう!プロジェクト(略称:教科書プロジェクト)では、その試みを実践しています。
この度、教科書プロジェクトでは、メンバーの意気込みを聞きました。その一部をご紹介します。
===
今回の「進化する教科書<リーダーシップ>を創ろう!プロジェク
本来ならまとめるところですが、メンバーの生の声から従来のもの
だいぶ多いですが、ここにもご紹介させていただきます。
【ターゲットはどの年齢のどんなライフスタイルの方を考えていま
・周囲の人とよい関わり方をしたいと思っている人。
・リーダーシップに興味を持っている人、人間関係を勉強している
・他者に何かを教えたり、お願いしたりして、周りの人によい影響
ターゲットは、上は部下持ちのバブル期入社社員、下はその10歳
・経営に行き詰まっている組織代表
・ターゲット年齢は10代で、どこにでもいる普通の子供。だがち
・ターゲット年齢は20代。仕事を始めて間もない。今の仕事や今
・子供からシニアまで、これまでリーダーシップに関心を持ってい
・今までのリーダーシップ本では解決できないと感じている人。上
・ハウツーではなく本質的な考えを知りたい人。
・こういったことを理解できる年齢層(具体的には、ハイティーン
【この本で一番いいたいことは何ですか】
・人はみんな誰かと一緒に何かをやっている。自分の一言が相手に
・「リーダーシップの基本を押さえず人を動かそうとするすべての
・いわゆる普通の若手・子供であっても環境やきっかけ次第でポテ
・リーダーシップは、決してトップやマネージャー達だけのための
・「あなたもリーダーです、リーダーは偉い人のもの、マスコミが
【本を読む前と読んだ後で読者は、何がもっとも変わりますか?】
・えらい人のことかと思っていたリーダーシップスキルをとても身
・「こういうことなら自分はやっていたことだ。もっとうまくでき
・誰かとリーダーシップについて語り合いたくなる。
・具体的でわかりやすいケースを読むだけで、①リーダーシップの
・日々の生活の中で、ちょっとした「きっかけ」や「心のさざ波」
本を読むことでその「ちょっとした何か」を発見できるようになる
・問題に遭遇しても、社会や上司に責任転嫁することなく、自らの
・「わたしにもリーダーシップがあるんだ・・・」と気づく。
【執筆をされる方々が、どのような思いやご希望があるかを教えて
・新しく流行のセオリーノウハウをかいつまむよりも、むしろ古典
・論語や禅の思想を学ぶように、SLというリーダシップの古典を
・リーダーシップとは、決してトップやマネージャーに限定された
・本日のNHKクローズアップ現代によれば、職場のコミュニケー
・ターゲット層は広く、汎用性の高い書籍となること。一過性の情