そう思いませんか?
エネルギーがあるならば、方向と動きがあるはず。
心にエネルギーがあるなら、心に方向と動き(ベクトル)があることになります。
心のベクトル、「動きを創りだすこと」
方向と動きのある心、それこそリーダーシップを生み出す原動力になると思います。
リーダーシップは、特別のものではなく、誰もがもっているもの。
「あなたもわたしもリーダー」、みんながリーダーです。
リーダーシップ研究大学では、リーダーシップを「動きを創りだすこと」ととらえています。
人の活動があるところには必ずリーダーシップがあります。
リーダーシップは、経営者のもの、政治家のもの、どこかのカリスマのもの、自分とは関係のないものと感じていませんでしょうか? 特別なものだと思わずに、誰もがもっている身近なものと思うこと、実はそれが自分のエネルギーを高め、周囲のエネルギーを高め、社会のエネルギーを高めることではないかと思います。
ある人に紹介されて、面白い本を読みました。
わたしは子供の頃から絵を書くことが趣味でしたが、初めのうちは教えられたとおり風景画や静物画などを描いていました。大人になって、ある時、やるべきことがありすぎて、「限界!」と感じた時から、やたら抽象画を描きだしました。一心不乱に描くこと、徹底的に描くこと、限界まで描くことで、不思議と「救われる」感じがありました。
この本を読んだときに、そのときのことを思い出しました。そして、「そうか、リーダーシップはエネルギーなんだ」と思いました。
「リーダー」という身分があったり、「リーダー」という人がいるんではなくて、一心不乱にやること、徹底的にやること、限界までチャレンジすること、自分が一所懸命やることは自分だけで終わるのではなく、そういったエネルギーが、自分自身に、そして周囲に影響を及ぼすんだ、と思いました。
エネルギーって?
心のエネルギーは・・・目に見えないし、触れないし、あるようなないような。
でも、感じることはできるような?
眼に見えないものは信じない、存在するとは思えない・・・、心のエネルギー、そんなもの役に立たない・・・そんな考え方を見なおそうかと思えるような本です。
自分なりに感じているエネルギー、自分なりに一所懸命発揮しているエネルギー、目には見えないけれど、確かに存在しています。